二ホンカナヘビ


先週の野草園での「お山フェス」以来、ずっとカナヘビを捕りたいと言い続けていた息子。彼の中では手のひらに乗る”ミニ恐竜”らしい。「あの時、お父さんが逃げられちゃったからいけないんだぁー!」とチクチク言われながらの1週間。いよいよリベンジの週末がやってきた。息子用の小さい軍手も用意していざ野草園へ。前回帰り際に見つけた駐車場のブロック塀を丹念に探っていく。「捕れるかなぁ」なんてのは心配無用だった。カナヘビはわんさかいた。しかし、そのすばしっこさに慣れるまではなかなか捕獲できず・・・と、「捕った!捕った!」と息子が叫ぶ。ついにカナヘビ捕まえた。生まれたばかりのとーっても小さいカナヘビ。よし、これで息子の機嫌は上々だ。あとは前回捕獲に失敗した父親の名誉を挽回するだけだと踏ん張り、なんとか4匹捕まえ、父親の威厳を守った。子どもの頃、カナヘビは散々捕まえたが、正直、最初の1匹目を触るのは躊躇した。大人になると触れなくなるものだ。しかし、慣れてくるとカナヘビも可愛いもんだ。ちなみに捕まえやすいだろうと準備した軍手だが、早々に放り出し素手での捕獲となった。




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