アカハライモリを川へ帰す


6月から飼っていたアカハライモリを元の川に返した。6月、大興奮しながら捕まえたイモリを「ちゃんと面倒を見る」という約束で自宅へ連れて帰った。これまで息子は約束を守り、よく面倒を見たと思う。しかし、最近、エサを食べなくなってしまったのだ。小さいバッタやミミズ、乾燥ミミズまでも試してみたが、元気はあるもののまったくエサを食べない。そこで、とうとう息子に川へ帰すことを提案。最初は首を横に振っていた息子も「このままでは死んでしまうよ。」という言葉に納得し、自ら川へ帰したのだ。帰りの車の中で、「お父さん、僕、ちょっと悲しかったなぁ」と言っていた。うんうん、そういう感情と経験が大事なんだと改めて思った。




掲載
カテゴリ:

HOME 前頁へ戻る